まず不妊治療を始める際にやったことはどの病院を選ぶかです!!
いつ終わるか分からない不妊治療ですから病院選びは非常に重要なポイントです。
私自身、35歳で多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断され、2024年5月から不妊治療を開始することになりました。この記事では私がどのようにして病院を選び、不妊治療を始めたのか、その過程を詳しくお伝えしますね。
病院選びの重要性
不妊治療を成功させるためには、自分に合った病院を選ぶことが大切です。特に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の治療においては、専門的な知識と経験を持つ医師の存在が欠かせません。
病院選びのポイント
まずはじめにとても重要なことをお伝えします。
この世の中には数多くのクリニックがあるので合う合わないが絶対にあるということです。
病院の雰囲気や先生とスタッフとの相性はいつ終わるか分からない不妊治療にはとても大切です。
なので、初診で違和感を感じたら別の病院へ行こうと柔軟な対応ができる心構えでいてくださいね。
病院を選んだ5つの理由
① 知人からのおすすめ
信頼できる知人からの情報は大きな決め手となりました。私は運よく地元のクリニック情報に精通しいる女性と仲良くなり教えてもらいました。実際に治療を受けた人や広いネットワークを持っている方のアドバイスは、病院選びにおいて非常に役立ちます。
② 家から近く通いやすい
通院のしやすさは、長期間にわたる不妊治療において重要なポイントです。私は大体月に2回ぐらい通院しています。なので家から近い病院を選ぶことで、通院のストレスを軽減できていると思います。
③ 予約がネットからできる
忙しい日々の中で、ネットから簡単に予約できるシステムは非常に便利でした。電話が苦手な方や受付時間に連絡できない方はこれにより、スムーズに診察の予約が取れてノンストレスです。
④ 院内が明るくきれいそうだった
院内の清潔さや雰囲気も、病院選びにおいて重要な要素です。HPを見て院内の明るくきれいな雰囲気が良いなと思いました。ナイーブになることも多い不妊治療ですのでできるだけ明るく清潔な雰囲気が大事だと感じます。私は実際に訪れてみて、心配りもあって安心して通える環境だと感じました。
⑤ Googleで口コミがよかった
下調べの一つとしてGoogleの口コミを参考にしました。他の患者さんの評価を確認することで、病院の信頼性を判断することができました。
初診の体験と治療方針
実際にクリニックに行ったときの感想や先生との相性、診察の様子など正直にレポートしますね。
初めて病院を訪れた時
私は不妊専用のクリニックを選びました。
そのクリニックは駅前ということもあり定型駐車場完備で車でも通いやすい立地です。初診は道に迷ってしまい、予約時間に遅れそうだったので遅れる旨の電話をした際も快く対応してくださいました。クリニックは商業ビルにあるんですが朝の8:00からオープンしているので朝方の私はうれしいポイントです。
入り口は外からは完全に見えないようになっていて、女性が入りやすい今時のおしゃれな入り口でした。中に入ると明るくて清潔な空間が広がっていました。受付もわかりやすく丁寧で親切な対応をしていただき安心することができました。
身分証明としてマイナンバーカードか免許証が必要だったので他の病院とは少し違うなと感じました。これは不妊クリニック独自の確認なのかな。
あと様子を見て驚いたのが女性の患者さんが大半ですが、その中に男性の方も数人見かけました。少し居づらそうな感じはありましたがパートナーの方と一緒に検査を受けにきている男性が想像していたよりもいたのが印象的でした。
問診にはパートナーの身長や体重も記載する欄があるので一緒には行かない方は事前に聞いてから行かれたほうがいいと思います。
診察は待合室のモニターに自分の受診番号と診察室の番号が映されて書いてある部屋に向かいます。
ノックをして緊張しながた入ると50代ぐらいの優しそうな先生と診察の記録をする女性スタッフが待っていました。診察室には椅子が二脚置いてあったのでパートナーと受診するケースも多いのだと感じました。
診察はまずは、先生に今の自分の体の状態や妊娠に向けての状況などを話しました。初めてのクリニックだったので緊張してうまく伝えられませんでしたが優しく丁寧に話を聞いていただけて次第に緊張ががほぐれていくのを感じました。先生は雑談を交えながら一つ一つ言葉を丁寧に選びながら診察をして下さいました。
そして、子宮の状態を見るために隣の内診室へと移動しました。内診室は診察台と先生との間にカーテンが引かれているのでお互いの顔が見えない工夫がしてあり、あまり抵抗なく診察を受けることができました。以前行ったことがある婦人科の病院は女医さんだったからなのかカーテンはありませんでした。診察台の横にモニターがあり、映し出される自身の膣の中を見ながら先生はカーテン越しに説明をしてくれます。最初は見てもよくわかりませんが、自分の内側がこんな風になっているのかととても不思議でした。
内診を受けたらまた診察室に移動をして、内診の結果を教えてもらいます。私は35歳で生理不順だったので心配していたように自然妊娠は難しい多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されました。その他にも性病の有無や甲状腺の数値の状態を調べるために血液検査を受けました。
血液検査の結果は30分ほどで分かり、性病の有無や甲状腺の数値は特に問題なく不妊治療についてどのように進めていくか話し合いが始まりました。
治療方針について
多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)と診断された私は卵子の発育がゆっくり又は発育できていない状態なので、排卵誘発剤を使用したタイミング法で治療を開始することを提案されました。
排卵誘発剤は注射と飲み薬に分けられるんですがまずは飲み薬から始めてみましょうとのことでした。本来なら処方をしてもらう前にパートナーと話して治療をスタートするか決めるようですが、私はその場で決めてその日から薬を飲み始めました。
処方された薬はレトロゾール2.5mg
服用方法:1日1錠 夕食後
この薬は通常だと生理3日目から5日間飲み始めるようですが、前回の生理が終わったタイミングなどを見てもらいその日から飲み始めることができました。
薬を飲んで卵子の発育を促して、次の検診で卵子がうまく育っていたらタイミング法ができるということでした。まずは薬を飲んで様子を見ながらという流れになり、これでその日は先生との診察は終了しました
男性側の診察について
診察の中で先生から「男性がも診察したほうがいいですよ。彼は何か言っていました?」と聞かれました。子供について彼と話し合いをした際に、彼も自分のことも調べないといけないねと言っていたのでその旨を伝えました。
なので、診察の終わりに看護師さんか男性側精子の採取の仕方の説明を受け、資料や容器をもらいました。
ちなみに男性は家で精子を容器に入れて2時間以内にクリニックに持っていくと調べることができるそうです。院内でも専用の部屋はあるようですが、大半の方は家から持ってくるそうです。
まとめ
病院選びは治療を始めるための第一歩です。不妊治療は長い道のりです。だからこそご自身に合った病院に巡り会えるように情報をキャッチしてみて下さい。
今後も治療の様子を発信してきますね!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。